秋の土用を活用する
そろそろ十月が終わりますが秋の土用は11/6まで続きますね。
週末ごとになにかとイベントが続いていてドタバタとすごしつつも“土用”であるということが私をそこはかとなく少し抑えめくらいでちょうどいい。という意識でいさせてくれるようです。
無理をしない。
早めに眠る。
食べ過ぎない。(飲みすぎない)
やることはこつこつやっていく。
できないこともそれはあるよね。
このちょうどよいようなペース配分の中に自分がいます。
土用を暮らしに取り入れて暮らすこと。とっても大切だな。と改めて思います。
自分の年齢が40代中盤となってきてまだまだ元気でいるつもりだけれど、それでも疲れを引きずる。子どもの風邪をもらった。夜更かししたら次の日起きつらい。などなど 素直に休んだ方が身のためな出来事はちょいちょい起こります。
その時に あ、今は土用だしな。少し養生しようか
と気持ちを切り替えられたらそれだけでだいぶ生き方が楽になるなと実感しています。
一日24時間フルスピードでなんて駆け抜けられない。
一年365日フルスピードでなんて駆け抜けられない。
そりゃそうだ。倒れるわ!!!
常に一定のスピードでなんてどだい無理なこと。そんなことは百も承知。だけどついつい今日はもうフルスピードでやらないと間に合わん!とか昨日の遅れをなんとかリカバー!なんて言って 結局疲れ果てている(笑) ちゃんと休んで、体を労う時間が必要。わかっちゃいるけど~の繰り返し。とほほ。
だからこそ“土用”を暮らしに意識しておくと あ、いまはちょっとスピードダウン♪しやすくなる。
実際に土用の期間の今、来院される方はやはりお疲れモードの方が多く、風邪をひいておられる方も多いようです。うなぎを食べよう!の夏の土用は知っていても秋にもそれぞれの季節にも土用があることをご存じの方は少なく 今は土用ですよ~ゆっくりしてくださいねと伝えると みなさんこの不調は土用だからか なんて心なしかホッとされたり。実際には土用の前に無理をされたりが多いようです。今なら夏の疲れが出ておられたり。
院長に“土用って大事だわー”と話すと
漢方の考え方に
大過不及を整える というものがあるそうで
(過ぎたるは及ばざるがごとしという言葉と似た言葉のようです)
ゆきすごていたり足りなかったりじゃなくて なにせ中庸 ニュートラルが大切やからな。という意味だそう。土用はまさに自分を中庸に整える時期
ちょうどよい塩梅が大切。わかっちゃいる。でもそれって忙しさに感けていると見失いがち。
そんな私みたいな方は土用の期間を活用して少しゆっくりしましょうか。
今日もお疲れ様でした☆