ゆるんだ体で改めて自分と出会う
こんにちは 整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です。
今日は院長の脱線も必要なプロセスだったとはーー!という話を。
その方がはじめてふくろうの森に来たのが3月の半ば
4月に入って二度目のふくろうの森。
はじめての施術の時の体験がとてもおもしろかった!
とおっしゃってくださる。
初診以降の体調を伺いながらその時のこと、とても興味深い話をしてくださいました。
はじめて来られた時 たまたま会話の流れから院長とその方の出身地が近いことがわかり、最寄りの駅はどこ?出身の学校は?なんて、二人が地元の話で盛り上がっていたのは覚えています。また院長 話が脱線してるなぁ。と思っていました。
その時のことがその方にとってとっても大切なことが詰まっていたのだとこの日教えてもらってビックリした私です。
“ああ 私 家族のこと大切にしたかったんだなぁって思ったの”
とその方。
今はご自身が親となり3人の子の子育てとお仕事と邁進しておられる日々。しばらく目をむけて来なかった幼い日のこと、どんなことがあったかは本人以外に知る由もないけれど 院長との会話で何か思い起こされたことがあったそう。そこにはもしかしたら苦しかったことも含まれていたのかもしれませんね。それからの数日間なんとなしに幼い時のことを思い出していたそう。
その頃に遭遇した出来事たちと幼き日のご自身、ご家族ともう一度出会っておられたのかなぁと想像しました。
“小さい時の自分に“がんばってたよね”とギュっとしてあげたくなったの“
とも、その方。
そうか。初診のあの時にきっとなにかゆるまったんだなあ。
そして幼いころのご自身と今のゆるまった体のご自身が
出会い直したんだなあ と感じました。
院長とその方の
共同作業。という言葉が浮かびます。
体がほぐれてゆるまるように施術をしたのは院長。
出会い直すのはご自身の作業。
二人でそれぞれに役割を果たしている。
そんな今なのではと思ったのです。
ここがおもしろいんだなぁと感じています。
その方はお話していてもとても優しく、お元気な方ですが、あくまで繊細に物事を感覚的にとらえることが上手な方なので ご自身でも良くわかっておられました。
今や必要がなくなった体の強ばり。滞りを流し、体の気の巡りを整えてしまえば、自ずと変化は起きる。
それをキャッチしておられたのはさすが!と感動していました。
そして折しもその数日後には春分。お彼岸の頃を迎えて 家族への感謝の気持ちが改まったとのこと。
院長たら、また余分な話してるわー(苦笑)
それも実は必要な伏線だったのね。
院長わかってやってた?それとも神の采配?
今後、院長が余分な話を始めても邪魔しない様にしなくては。
私も思いを新たにしております。