よくなるようになっている
ふくろうの森にいると ああ楽になったわ!とか、歩きやすくなったわ!と清々しく帰って行かれる方の姿に出会います。
今日来られた方は連休だからふくろうから帰ったらゆっくりするつもり♫ なんだけど!!ついついふくろうに来ると楽になって体が動くようになるからあれこれ休みのうちにやっとこってことに手を出しちゃう。ゆっくりするつもりなのになあ。と帰って行かれる方に元気になられて良かった!と思いつつ気持ちわからないでもないような。でももう動きたくない!ってくらいとってもお疲れになっていたし、楽になってやる気も出てきて本当によかったですねー。とその方を見送りました。
なんで楽になるのか、不思議といえば不思議なのです。以前は鍼灸院として看板をだしていたこともありましたが今は整体院に名称を変更して 鍼はほとんど使わず、押したり揉んだりもほとんどしません。ただボヤっとしていてくださいねとなって、院長はその隣に佇んでいたり、かと思えば部屋をおっとり飛び出してなにか調べてブツブツ言っていたり。
私は“静かだなあ”とか、“あ!先生出てきた!なんかブツブツ言ってる!”とかと思いながら自分の仕事をしています。
院長の施術を見ると結局は治る力がその人その人にあるんだもんなあと感じます。
薬でもない鍼でもなければ揉んでもいないし押してもいない 必要な経絡のつぼに触れるのみだったり。それはその人に治る力があると知っているからこその施術だなと改めて感じました。だからこそ押す揉むなどの外側からのアプローチを必要としていないのだろうと。
その人のスムーズな生命活動を妨げているものがある。川に例えたら川の流れを堰き止めている石だったり岩だったり。それが流れを妨げている。流れが悪くなるとそこにまた葉っぱや砂利も溜まりだす。本来必要な流れが妨げられるとそれが不調となって現れてくる。ここが滞っているよと体は不調として教えてくれているのかも。ここふくろうの森ではその流れを堰き止める岩を石を砂利たちを取り除くお手伝いをしているとイメージしてもらいやすいでしょうか。それを取り除くことができたら滞っていたもの詰まっていたものが流れ出す、そして流れに乗っていけば自然と良くなっていくということを知っている。
余分なものを、不要なものを除いてみたら体は本来 良くなるようにできているんだもんな。
今日ふくろうの森にいて改めて感じたことでした。