体も湿気る梅雨。養生の方法。辛いカレーはいかが?

folder未分類

こんにちは ふくろうの森の受付担当 能勢です

今日はジメジメが続く梅雨の季節の養生の仕方について院長に聞いてみました。

 

外が湿気れば体の中も湿気る。天気予報を見ても一週間ずっと雨マークがついていてなんともげんなり。試しに梅雨明け予想を見てみるも近畿地方は7/18頃か。あと一週間はこのお天気か。長いのか、夜明けは近いのか。とブツブツ独り言。

 

梅雨時に体調を崩す方も多いように感じます。梅雨の何が人をそうさせるのか。

院長曰く、梅雨の季節は体も湿気る。体の中も水分を溜め込んで排出しづらい。

体が湿気るとはつまり水はけが悪くなる。体の中の水分の巡りが悪くなり、水分が体の下の方へ下の方へ溜まっていきます。水分の代謝が滞れば、体全体も重たく、気だるく、滞った水は冷えを呼び、普段不調がある方は余計に動きが鈍ってしまうことにもなりかねません。

 

我が家は古民家に住んでいるのですが、土間部分が湿気で結露してしとしとに濡れています。カビも生えやすくなるだろうし。なにかと梅雨時期は気持ちもじっとり。この状況が体にも起きているのかなと思うと家族の健康のためにできることないかしら。と思うわけです。

 

梅雨時は辛み成分をとると良い。と院長。

へえ。なぜ辛み?と思いました。辛みは発汗を促すことにつながり、溜まった水分を外へ出す効果があるとか。そういえば夫はカレーを食べるときにおでこに汗をびっしょりかきながら食べていますが、これも辛み成分による発汗で水分を外に出して巡りをよくするための体の反応なのね。以前はなんでそんなに汗をかくんだ!とびっくりしていましたが、この話を聞いてなるほど必要な体の反応!と思いました。汗をかくことはこもった熱を発散させることにもつながりますね。そして発汗で出た分の水分はわすれず補給して。常に巡りをよくするというポイントを忘れずに過ごしたいものです。上手に出して、補給をする。その巡りが大切なんですね。

そしてもうひとつ。湿気や蒸し暑さでぐたっとした体をしゃきっとさせる効果があるのが酸味。酸っぱいものを食べると体がキュッとなる。体がシャキッとする。このキュ!とかシャキっというのは実はそこにエネルギーが発生していることとイコールだと聞いて、びっくり!なるほど!と思いました。エネルギーが発生するということは元気になるということ。

疲れた時には疲労回復に効く酸っぱいもの、クエン酸が良い。なんてよく聞きますが、レモンやグレープフルーツ、梅干しなどでキュッとエネルギーが生み出されるっておもしろい表現だし。きっと実際そうなのでしょう。疲労回復のためにも酸っぱいもの摂りたいですね。

 

梅雨が明けたら夏が来る。次の季節を健やかに迎えるためにも汗がしっかりかける体であること。そして水分を滞らせない。巡らせてゆく。夏の養生のためにも必要な要素が梅雨の暮らしにも詰まっているんだな。院長に梅雨の養生のことちょっと気になって聞いてみたら、とてもわかりやすく説明してもらえました。養生のことも興味しんしん。

早速辛いカレーが食べたくなっています。ピクルスも添えましょう。