心が楽になるのが先か、体が先か
こんにちは 整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です 今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います。
お盆あたりで少し雨も降ってほっとひと段落したような暑さでしたが、今週は残暑が厳しい一週間となりそうですね。それでも朝晩には気持ちのよい風を感じて季節は確実に進んでいるんだなと感じるのですが、なにせ日中の暑さはまだまだ油断なりません。
そんな中、今日もふくろうの森へお越しくださりありがとうございます。
今日来てくださった方との会話の中で感じたことです。
『心が楽になるのが先か、体が先か。』
今日来てくださった方は 腰痛にプラスして気になる症状がおありとのことで、どうもそれが持病の糖尿病の症状と絡んでいるような。そのことが気になって病院へ行こうと思うもなかなか行けずにいて早半年。行かなきゃ。行くべき。そう思うほどに腰は重くなってくるともおっしゃいます。
この方は病院を受診するよりもまずは目下のところ一番お辛い腰痛のケアを先にと ふくろうの森へご来院くださいました。
今日はその来院二回目でした。ふくろうへ来る前は朝起きるのも辛く 起き上がるのも大変難儀をされていたそうですが、このところ少しずつ楽なんです。いつもと具合が違うみたい。と嬉しそう。
こうなってくると少しずつ気持ちも楽になって来られたようで、お顔の表情も柔らか。今は辛くてできていないけど本当は体を動かすことが大好きで若いときからずっと運動していた。今は運動どころか庭の草刈りもままならなくて、本当はもっと家のことも手をかけたいけど、今は無理そう。休みの日にはあっち行ってこっち行ってじっとしていることなんてなかったのに 今は気持ちも向かなくて と 不安な心中や ままならないお体のことをお話くださいました。それでもまたあの頃のように体を動かせる自分に戻れたらという希望も話してくださいます。そのお話を聞いていると今まさに辛いんだなという状況のこととそれでも希望を失っていない まだまだやりたいことがたくさんある!というその方の中のエネルギーを感じました。この体にはエネルギーが蓄えられている。今はそれがうまく作動していないだけ。とも感じます。
そして ここで話すと気持ちが楽になる。 ともおっしゃってくださいます。
それはまさしく私たちの願うところ。
心が楽になるのが先か
体が先か
心が楽になると体がつられてふっと緩みます
体が緩むと心が連動して気持ちが楽になります
楽になった心がさらに体を楽にします。
体と心は一体のもの。
心と体どちらからでも一歩前に進むことで途端に動き出すことがあります。
ふくろうの森との出会いがその一歩になったなら。
気持ちが動かないときはきっとなにもやる気にならないだろうし、病院にいくこと自体とてもエネルギーのいること。
朝、体が楽!と いつもと違う楽な体で起き上がることができたら、その先の今日もきっといつもより軽やかになる。そのいつもより少し軽やかな自分がまた現実を世界と共に作っていく。そこにはよし!今日は病院行ってみるか。とか、今日はこうしてみようか!というようなアクションがついてくるかもしれません。そうしたらしめたもの!あとはその動機に導かれて行動をしていきましょうか。やらねばならない!は 本当はだれにとっても辛く腰も上がらないものです。
心が楽になるのが先か、体が先か
心と体どちらかからでも楽になる。そのことをきっかけに滞っていたものが動き出す、流れ出す。
その先は緩んだ体、ゆるんだ心とともにその時のその流れに委ねていく。
体が知っている 楽な方へ ゆるりと流れていきたいものですね。
今日のこの方との話はそんなことを感じた時間でした。