土用明ける 手加減の必要性
こんにちは整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です。今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います。
さて、みなさま!昨日8/6で夏の土用があけましたね!今日8/7は立秋。暦の上では秋スタート!ということです。まだまだ日中は暑くてまるで秋は感じられませんが、それでも日の出は遅くなり、夜暗くなるのは早くなり 着実に季節は移ろっていますね。二週間の土用期間。みなさまはいかがお過ごしでしたか?
綾部は昨日と今日とでやっと!まとまった雨が降って 田畑は潤い、少し気温も落ち着いたように感じます。この土用期間の二週間本当に暑かったですよね。日中に街中を行けば熱風にさらされました。これはつまり動き回らない方が身のためだ!と肌で感じて天気予報をみると熱中症アラートが真っ赤になっていました。
土用期間は土を動かさず、新しいことをせず、移動せず。と言われていますが、まさにこの夏の土用は動こうにも思うようにいかないくらい暑かった!
こんな時だからこそ、土用を知っていてよかった。とも感じました。まず、カレンダー見つつ 土用が来るね。と、事前に知って それまでにできることやっとこうか!となります。土用を見越して動く!できるだけ土用の前に動いておく!そして、そうは言ってもままならないこともたくさんあった(きっぱり!)、なので、それについては土用期間は無理しない!を発動して土用スタートと同時に諦めてしまう。 極力無理な動きはしないようにしました。
難しかったのは草刈り。もうこれは田舎に住んだ宿命なのか?
土用期間は土いじり、庭仕事も控えよ!が本筋としてありますが、あきらめた~と思いつつもご近所から草刈り機のうなりが聞こえるとソワソワ。土用ですから遠慮しときます!とはならずやっぱりここは刈っておこう!(だって草ボーボーだよ)と土の神様に断りを入れつつ草刈りをば。
土の神様のお働きの邪魔をしないという名目の土用期間ですが、結局はそうやって忙しい日々から自分を少しペースダウンする期間を設けるということに昔の人の知恵と愛を感じます。
この夏、この土用は本当に暑くて無理のできない時間でした。その分、ペースを落とすことを余儀なくされたり、体調を崩した方もおられるかもしれません。思うように過ごせないこともあったかもしれません。
諸行無常。いつも同じではいられない。調子がよいときもあるし、昨日調子よくても今日はまるでダメ。なんてこともままあります。それでも人生は続いていく。人生の大波小波に乗って進んでいく そんななかで意識してペースを落とす土用期間があるというのは優しさ。
それでいい。いつも全力でなくていい。手加減が必要であること。その中でも現代を生きていくにはパフォーマンスの効率の良さがもとめられるのでしょうか。正直、そんなのどうでもいい。ただ日々を瞬間を全うしていくのじゃ!と思ってしまうこともありますが、自分の体が良いコンディションであること、そうあり続けることで自身が持てる才能を思い切り発揮していく。このことには意味があると感じます。そのための意識的なペースダウンは人間に必要なことと改めてこの土用の暑さに感じたことでした。
さて、そんな土用が明けて、秋に突入。とはいえまだまだ暑い日々は続きそうです。お盆に帰省される方もいらっしゃるでしょう。
ふくろうの森は8/10(日)から8/13(水)までお盆休みを頂戴して8/14(木)から再開です。
8月後半 夏のお疲れも出る頃です。早めのケアで次の季節へ健やかにバトンタッチしていきましょう