冬の土用
こんにちは 整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です
今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います
さて、もうすぐ2025年の1月も終わりですね。旧暦のお正月も明けて そうこう言っているうちに2月2日は節分そして立春と 季節が移ろっていきます。早いわぁ と相変わらずぼやいています
最近の私の流行は朝のラジオ体操
6時半になったら家の外に出てラジオ体操を流して
ひらいてとじてひらいてとじる!!
外で体操。というのがミソで 外はとっても寒いのですが 毎日同じ時間に外にでることになるので少しずつ日の出が早くなってきているのが実感できて楽しくて。 外に向かって大きく腕を広げると本当に気持ちが良いものです。
最初は ラジオ体操かぁ(友人に誘われて健康作りに少しは体を動かすべか しぶしぶ)くらいに思っていましたが今では毎日のルーティンに組み込まれ やらないと気持ち悪いくらいです。
さて そんな立春にむかう徐々に日が長くなってきた今日この頃ですが 暦の上では今は冬の土用期間です。そうです。まだまだ春の前の休眠期間としても良さそうなそんな時期。無理をしないで体の声をきくのが吉な時間帯のようです。
ふくろうの森に来られる方も寒さや冷えからきているような 腰や膝の痛みや首肩の凝りにお悩みの方が多い印象です
今日は院長が来られた方と話していた会話に便乗しておりました。院長とその方の話もやはり体の声をきくということがポイントのようでした。
例えば怪我をしたら その箇所にかさぶたができて治るまでそこは固くなりますね。
体に不調がでた時はそれと同じようなことが起こります。体はその箇所を固めて動きを止めようとするのだそう。へえ 面白い!と思って聞いていました
例えば熱が出るのもそのひとつ。
インフルエンザで高熱が出た 頭痛がする 体の節々が痛む こんなことも体が体の動きを止めるために起こす生理作用。痛みを発生させて その箇所に緊張を加え 体を固くし それとともに動きを制御します。
そんな発熱などの症状がでたらそれは体からの一旦休止のサイン
無理をせず その症状を体の声として受け止めて いっそ休んでしまおうよ!というのが体からのリクエスト しかし 仕事があったり家族のケアをしなければとなるとそんな悠長なことも言っていられないというのもまた現実かもしれません。
しかし 体はそう言っていると知っているのといないのとでは雲泥の差が出てくるようにも思うのです。
土用の期間を知っておくというのもひとつのヒントになるのではと感じています。
怪我をするとできるかさぶたの固さという優しさ
熱がでること、頭が痛くなること、体の節々の痛みもまた同ように体を守るために体を収縮させて熱を出し体を固くして一度休もうよと言っている優しさの表れ
繋がっているんだなぁ 同じなんだ
と 目からうろこが落ちる思いでした
体のやさしさをキャッチして土用期間どうぞ今しばらくゆっくりゆったりお過ごしください。
そして春になったのなら今度は固まった体を伸ばしてうんと楽しみましょう
立春までもうひと息ですね。