病気の語源
こんにちは 整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です
今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います。
最近 diseaseという言葉と改めて出会いました。
diseaseは英語で病気という意味。
英語で病気と表すとするとsickという言葉もあると思いますがdisease も確かに病気という意味だったな。と今は遠い学生時代の英語の授業を思い出していました。
さて今日ここで問題にしたいのはdiseaseの方の言葉の成り立ちなのですが 皆さんはご存じでしょうか。私はなにも知らずに最近になって知ってなるほど!と思ったのでした。そして今日はこのことを投稿しようと思ったのです。
diseaseは 否定を表す接頭語disにease(容易である、安楽、安心である) という名詞がついたもの (easeの形容詞形のeasyはおなじみですね)。 つまり英語で病気を表すdiseaseという言葉は“安心では無い状態”という意味の言葉であるということなのです。
私はこれを聞いて 英語の表現って面白いなあと思うと同時になんとわかりやすく そういわれたら本当にそうだな。と感心しました。
病気でしんどいというのは本当に“安心できない状態”だもんなぁ。と膝を打つ思いでいたのです。
そして反対に“安心である状態”って改めて健康のために大切なんだなと感じていました。
現代人の病気の原因はストレスが元になっていることが大半。つまり安心していられない緊張状態が続いていることが招いている。なんてことはもうみんなが知っていて だからどうしたらいいんだ?ということだと思うのですが、そんなストレス過多な世の中 ストレスや緊張の方に注目が集まって肝心の“安心している”という事がじつはぼんやりとしてしまっているということはないかしら なんて今思っているのです。
ふくろうの森での施術で大切にしていること。“リラックス、緩み” これはまさにこの”安心”につながっています
ストレスをゼロにすることってもうほとんど難しいのではないかしら それよりもストレスに強くしなやかに健やかに生きていくこと そこには根底に安心とリラックスできる環境が必要。
そのために大切なのがなにはともあれ一度 安心の状態 にカラダを戻す。ということのように思います。
安心の体とは?
心と体が安心している?
体が、つまり体の中の骨が筋肉が関節が表皮が内蔵が細胞すべてが安心してそこに位置している。
緊張することで詰まっていた骨、筋肉、関節、表皮、内臓、細胞との位置関係を一度ほどいてあげる。ほどかれゆるみ空間ができた場所には本来流れるべきものが流れるようになります。それは気の流れです。血液の流れです。そういう風にできている。流れるようになっている。詰まっているから流れないものは緩めて流れる場所をつくってあげれば流れ出します。
その状態がきっとリラックスであり安心の状態なのでしょう。そしてそれはすなわち健康な状態。
安心でいられたらもう病気diseaseではいられない。
ふくろうの森では毎日いろんな症状の方がお越しになります。腰痛、肩こり、膝の痛み お辛い症状の方を目のあたりにすると お仕事に育児に介護にと皆さんのお忙しい毎日が思い浮かびます。そしてそこには多かれ少なかれストレスとなるようなできごともふくまれていると思うのです。そんな忙しい日々のなかでも少しでもほっと安心して肩の力を抜ける時間があるといいなと感じます。
そしてふくろうの森で深いリラックスを味わっていただく。このことの意味。ふくろうの森での時間に体験することがその日常のホッとの瞬間をより濃密にするのです。なぜなら体は深いリラックスを覚えて 必要な時にちゃんと再現するから。
そんなところにふくろうの森の施術の面白さがあります 体が安心の状態にいていいと体自身が知ること 納得すること とっても大切なことだなと 病気dieaseから教えてもらったことでした。