院長と枝豆(続編)
こんにちは整体院ふくろうの森 受付担当の能勢です。
今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います。
今日も先週に続いて院長。
院長が朝から “おはよう! ねえ みてくれた~?”
とニコニコ言ってくるのです。なんのことか??と思ったら
駐車場の隅になんと枝豆の苗床が来ていました。
むむ? なぜにここで育てているのか?
それがさ、先週かわいがってるって言ってた豆たち。ぜ~~んぶ鹿にやられてさ(泣)
落ち込んでばかりもいられないから、しつこくもう一回蒔くことにしたわけよ。豆買いに行ってさ。茶豆が売ってたよ~♪ ほらもう芽が出てる。そう言って、ブラインド越しに豆を愛でる院長。院長という人は忙しいんだか、なんなのか。こういうところが可愛らしい人でもあります。
院長はいつもつかみどころがなく、いまいち何を考えているかわからない。そして施術に対しての研究熱心さ!と思えば わからん!と、あっけらかん!としている。と、思えばそれは口だけでまた熱心に施術のことに集中していたり。くるくると忙しそうでもあり、今?絶好調やで!と機嫌はよし。
施術についても毎度毎度少しずつ違うし来るたびに変わっている。院長は自分の力ではやっていないという。治療に必要なエネルギーが院長を介して注がれているということか。人によっては明確に足元からあたたかく感じる方もいるし、うごめくエネルギーを体感される方も
目に見えない“気”とともに施術をしているということ。
掴もうとしてつかめるものでもなければ、実態として目の前に出せるものでもない。
その気のエネルギーもそもそもそういうとらえどころのない性質のものか と院長のつかみどころの無さとがリンクする。
せめてうまいこと説明したいけどと、とらえようとする自分の滑稽さ。
院長のよくいう “わからん!!”のカラッとした空っぽさの中にただようなにかが大切だったりして? と なんでも理解したい私を少し横に置いておいてもよいな。と気持ちが少し軽くなる。わからないままでよい。センスオブワンダー。
午後になって 枝豆に水あげてこよう~とじょうろを持ってウキウキ出かけていった院長なのでした。
ここなら鹿の心配は無さそうですね。鳥は大丈夫かしら。元気に育ったら私にも苗を分けてくれるそうなので全力で成長を見守りたいです。