次の季節を見据えた養生

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こんにちは整体院ふくろうの森 受付担当の能勢春香です。

今日もここふくろうの森にいて感じたことを綴っていこうと思います。

 

最近は春の土用のことを書いたことをきっかけに五行思想のことを院長に教えてもらったりと、東洋医学、漢方の思想からの養生のことが少しずつ自分の身近になりつつあるなと感じています。

春の土用期間は土を触ってはいけないという禁忌をはじめて知りびっくり仰天 いまさら無理だ―!とジタバタとした土用期間でした。

今年の夏こそは早め早めに作業を進めるぞ!そして夏の土用はひと息入れる期間にするのだ!新しく仕入れた土用期間の知識をうまいこと使い、動くときうごいて休む時は休む。季節の波をうまく乗りこなしてみたい私がうずうずしています。さてさてうまくいきますかどうか。みなさんも季節の養生、どうぞご一緒に。

 さて、次の季節を意識しながら今を養生していく。次の季節となれば梅雨でしょうか。

梅雨はどうしたもんかと院長に問えば“梅雨はやはり湿気。体に湿気を貯めないことやな”と返ってきました。

湿気は重みがあって下に下に溜まりがちになる。その水分が重く動かなくなるとそこに不調が宿りやすくなるそう。そうならないように湿気を動かしひとところに留めない。動かす。排出するが大切とのこと。

 

東洋医学では胃腸が弱ると湿気が溜まりやすくなるというそうです。

 

そして積極的に食べたいものが“しょうが”。シナモンや陳皮、こしょうなど胃を適度に刺激して発汗を促すものも良いそう。たまった湿気は汗をかいて出す。運動ももちろん大切。

そうやって食事と運動と両面から汗で湿気を発散して常にひとところに留めない。砂糖や甘いもの、脂っこいものも胃腸の負担になりやすいので要注意なようです。

なるほど、私は梅雨時期になると気分も落ち込みやすく、やる気も失速して行きがちだったのは体に湿気をとどめてしまっていたことも要因だったのかもなと振り返ってみています。

ならば今年は今から湿気をためない体を意識して暮らしてみよう。そう考えたらなんだかウキウキしてきました。

そんなことを院長と話していたら午後の診察時間に 午後いちばんの予約の方が来られて梅雨のことを話していました。“梅雨って憂鬱になるんです~”と私が話すとその方は“そう~?梅雨は雨が降っててきれいだな~って外を眺めているよ~”と話してくださいました。 なんと素敵な感覚。その方は日頃からテニスを趣味とされていていつもテニスに田畑にお忙しくされておられます。なるほど梅雨で外は湿気ていても体と心は湿気ない。この方のようにありたいと思ったことでした。

 

さあ今から梅雨を見越しての養生を楽しんでみたいと思います。また途中経過をレポート

できたらと思います 

 

皆さまもどうぞ良い季節を健やかにお過ごしくださいませ。