感覚が磨かれてゆく
【体の感覚が磨かれてゆく】
綾部の街中でも桜がきれいに咲いています。
週末まで降り続いていた雨雲も行き、今週はあちこちで桜を楽しめそうですね。
こんにちは ふくろうの森、受付担当 能勢です。
日々 ふくろうの森にいて感じることを綴っていこうと思います
今日はふくろうの森にお越しになられた方との施術前の会話から
去年の12月から通っておられるRさんは、めまいや胸やけの改善のために来院。
Rさんは来られる度に症状が改善。軽やかになっていかれている印象です。
最近のご自身の体についてお尋ねすると体調の変化を察知する能力が上がってきた♪
とおっしゃっておられてなるほど。と思いました。
今日はそのことについてです。
日々お忙しく、お仕事に家事に子育てに邁進しておられるRさん。ある時から気持ち悪いような、頭もぼーっとするような。でもどこが不調なのかわからない。倦怠感が続いていたそうです。
以前のRさんは感覚として体の不調はある。だけどどこがどう不調なのかはっきりかわからない状態だったようです。
ふくろうの森に通うようになって今は胃が固くなっている感覚、肩こりのように胃が凝っているような、動きが鈍るというか。そうか自身にストレスを感じると胃に違和感がでるんだな。と。わかるようになってきたそう。
そして胃が固くなっているなと感じるときそっとさすってあげてみるのだそうです。
きっと自然と意識せずともそのように手が動いて、さする動作になっているのでしょう。
体を大切に扱う。自分でできるシンプルで簡単な方法。手当。
瞬間瞬間に体は緊張と弛緩をくりかえしている。緊張に気づいたらあえて緩むことを促してあげる。とても大切な感覚だとRさんに教えていただいたことでした。
Rさんはふくろうの森に通うようになって体への感覚がより敏感になった。体の調子を察知する力が以前よりも増した。冷えているな。固くなっているな。緊張している?体からのメッセージを受け取りやすくなっておられるようでした。きっとそんなRさんに応えるように体も軽やかになってきておられるのでしょう。
春を迎えてお仕事に家事にますます忙しい日々。そんな中でご自身がこれだ!と思うものに出会いたいんだ。と今後のことも話してくださる。そこには自然の流れにまかせつつ行くわ。と、力むものがない。ああ。素敵だなと感じました。
ご自身の体への感覚を磨いてゆく。体との良好な関係を築いてゆく。
そのお手伝いができたらとRさんとの話ながら改めて感じたことでした。